PARCO MUSEUM TOKYO
Shibuya Tokyo
2019
アートのみならずデザインやファッションなど独自の企画を展開する「PARCO MUSEUM TOKYO」は、カルチャー発信の核となるギャラリーである。
“To Architecture a Signage”
エンターテインメント形式のギャラリーは2週間ごとに変わる展覧会に合わせて会場がつくられ、空間はガラリと変化する。そこで唯一変わらず存在する店名サインに着目し、ショップが隣接する入口空間の間口5mいっぱいに文字をレイアウトすることで、屋根の軒下空間のような外部と内部を緩やかに分節する領域をつくりだした。
展覧会の顔となる導入空間に多様な可能性を与えると同時に、ギャラリーの象徴的な看板として機能している。ロゴデザインは、ロンドンを拠点に世界で活躍するデザイン集団「TOMATO」が担当。
Photo: Katsuhiro Aoki, Kozo Takayama