Kobe Leather Cloth
Kobe Hyogo
2016
木型工房に併設されたショールーム。単に製品を飾る場所ではなく、工房の一部をショールームに拡張させることで、つくり手とプロセスを共有できる場所になるようデザインした。
微細な輪郭差で表情の異なる木型に対し、歪んだガラスと光の反射作用を適応させることで距離や場所により、くっきり/ぼやけて見える「揺らいだ輪郭」をつくりだした。自分と対象物の間に、直接的な情報だけではない感情移入の余白をつくりたいと考えた。
Photo: Kozo Takayama